テニス徒然草 なかなか勝てない週末プレーヤーのひとり言

金曜日は有明で東レのＱＦを観て来ました

有明に会場変更され、東京体育館より若干近くなって、
乗車時間は乗り換えも含めて最速４０分台で行けるのは
有り難いのですが、東京体育館のカーペットより有明の
ハードの方がスローらしく試合時間が長くなった様です
シングルス第４試合の終了時間は９時４０分頃でした。
東京体育館だとシングルス４試合＋ダブルスの試合が
終っている時間です

試合の方は、ヤンコビッチが残念な結果になってしまった
のですが、驚異のディフェンス力、カウンターアタック、
ショットのピンポイントコントロール力を見せてくれました

そして今日の驚きは、たまたま調子が良かっただけかもし
れませんが、スレボトニク選手

綺麗どころではないので、今まできちんと見たことが無く、
杉山とのダブルスが有名なのでバックコートの打ち合いで
はデメンティエワに圧倒されて、ネットに出てきてもスパスパ
抜かれる展開を予想していたのですが全く違いました

まず、ファーストサーブのスピードと確率で主導権を握り、
ストローク戦ではバックハンドでは不利になるので、男子
のようなフォアの回り込みを多用して振り回します
ここからネットプレイで仕留めることが多かったのですが、
完全に主導権を握られているので、デメンティエワは効果
的なパスが打てず、次々とネットでポイントを重ねて行き
ます
デメンティエワも１セット目の主導権を握った場面で、ネット
でポイント出来るスキルがあれば結果は逆になっていた
思うのですが、この辺りが彼女の限界なのでしょうか

今日の試合を見て、女子もサービス～ディフェンスまでの
総合的な技術とアスリートとしての能力がトップの選手以外
にも求められ、付いてきている感があります。
日本の女子選手もシングルスでは他の競技をやってもトップ
を狙える様な素材でなければ世界に太刀打ち出来ない時が
来そうな気がしています。